虎ノ門界隈を歩く

先日は虎ノ門の金刀比羅宮に寄ってきました。

金刀比羅宮はご存じのように「こんぴらさん」と呼ばれていて、総本宮は香川県にあり、それはそれは長い長い階段を登って参拝しないといけないのですが(汗)、

ここ虎ノ門の金刀比羅宮は階段も無く、近代的なビルと融合していて、とってもスタイリッシュ。

手水舎もセンサーで管理されていて、柄杓を取ると水が出てくる仕組みになっています。

 

そんな中、ここの銅鳥居に関しましては、江戸時代の物がそのまま残っているようで、これが珍しい作りなんです。

鳥居の柱に、四方位を司る霊獣の彫刻があり、向かって左側に青龍と玄武、右側に朱雀と白虎。

結界を示す鳥居に、さらに四神がいるという、守備力の強化ぶり。

二百年くらい前の人も、この鳥居をくぐっていたんですかね。

当時も人気の神社だったんだろうなあ(浮世絵に残っているそうです)。

 

せっかくなので、近くを少し回りましたが、高層ビルがあちこち建設中で、再開発が進んでいる様子でした。

古いものと新しいものが混在している街。

 

虎ノ門ヒルズの庭で、ひざをかかえて座っている、白い文字で出来た大きな人。

何を見つめているのだろう。