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第44回東京玉翠会と県女の校歌

6/6(土)第44回東京玉翠会総会が、東京プリンスホテル鳳凰の間にて開催されました。

コロナ禍以降、何となく足が遠のいていた私ですが、久々に気合いを入れて出向くことになりました。

今年は重要なミッションを仰せつかっていたからです。

 

1ヶ月半ほど前、フルートの白川真理先輩から連絡があり、内容としては「音源を流すだけになってしまっている県女(香川県立高松高等女学校)の校歌だが、ステージ壇上で、生歌で復活できないか」といったものでした。

私の卒業した高松高校は、昔々、高松高等女学校と高松中学校が統合した高校で、それぞれの校歌があります。

県女(高松高等女学校)の校歌については、私にとって「在学中も歌っていないし、聞いたことはあるけれど、よく知らない曲」でした(すみません)。

でも、共演したこともあり、お人柄もよくわかっている白川さんのせっかくのアイディアです。
しかも、今年の若い幹事団の方が「次世代に県女の校歌を受け継いでいこうとしている」という事実に「これはやったほうが良い」と思いました。「迷ったら(音楽では)チャレンジしていくんだ」と最近決めた私は、少々ビビりながらも引き受けることにしました(笑)

 

「予算の関係もあるので、音源に合わせて歌う」「音楽ホールと違うので、マイクを使う」「校歌なので、全体的に音域が低い」などの制限はありましたが、今までも割といろんなところで歌ってきたので、なんとかなりそうな気がしていました。

 

しばらくすると、白川さんから「海外で活躍されたオペラ歌手で、関口玄子(みちこ)先輩も引き受けてくださる模様。さらに林康子先輩にも打診中。」という連絡が入りました。
気楽にやってみるつもりだったのが、恐れ多すぎて、どんな本番よりも緊張してきました(汗。

 

林康子先生と言えば、1972年に日本人で初めてミラノ・スカラ座にデビューした後、世界各地の歌劇場でプリマドンナとして活躍したソプラノ歌手です。

いやいやいやいや、白川さんいくら何でもそれは、声楽界のレジェンドに対して無茶振りでしょ。・・・とは思いましたが、一方で、「ご一緒できたら嬉しい」という気持ちが先に立ち、見守ることにしました。

 

結果、林康子先輩、関口玄子先輩、富原、の他には元合唱部や有志の方も加わってくださり、白川真理さんのフルートとともに、県女の校歌がステージ上で復活したのでした!

 

壇上で歌っている私を見て、同期が想定外に喜んでくれました。

音楽をやってきたおかげで、思いもかけない人とご縁ができたり、楽しいイベントに巻き込まれたりで、いつも飽きないよなあ。県女の校歌を歌っていた時代の方々を忍びながら、しみじみと空を見上げました。

今回の東京玉翠会は、特に忘れられない会になりました。

 


イギリス歌曲の演奏会

ホール入り口の掲示板

 イギリス歌曲の演奏会が、先日無事に終了しました。

私にとっては、これまであまり触れてこなかった新しい分野への挑戦でもあり、発音の仕方から始まって、「どんな作曲家がいるのだろう」「どんな歌が歌われているのだろう」と、発見の連続でした。

 

理解を深めたいと思い、友人に紹介してもらったイギリス歌曲の公開講座にも足を運びました。お話を聞くだけでなく、実際に歌わせていただく機会もあって、とても貴重な時間になりました。

 

取り組んでみると、「あ、この曲どこかで聴いたことがある」と感じる曲に出会ったり、これまで知らなかったけれど美しく心に残る曲に出会えたり。

例えば、ヘンリー・パーセルのMusic for a whileは初めてでしたが、YouTubeにはたくさんの素晴らしい録音があります。検索していくうちに、大好きだったホロストフスキー様が歌っている珍しい映像なども見つけて、俄然やる気になりました(笑)

 

今回は、民謡の Scarborough Fair を二重唱で歌う機会もいただけました。よく知られている曲ですが、実際に歌ってみると、ちょっと怖い背景や独特の空気感に改めて魅了されました。パセリ、セージ、ローズマリー、タイムは全て、魔よけのハーブだということです。さすがスピリチュアルの国イギリス。

 

本番当日はお天気にも恵まれ、終わってみれば「やりきったなあ」という気持ちに。

ファミレスでの打ち上げも盛り上がって、よい一日になりました。