このあいだ、三菱一号館美術館のサポーター会員になっている友人に連れられて、「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界-1780年パリに始まるエスプリ」を観に行ってまいりました。
今回は宝飾品です。
・・・といっても、材料費とかそういう細かいことは度外視の、皇帝や貴族からの特注品!
「これは買ったら幾らくらいするのか?」などという中途半端な気持ちが吹き飛ぶような展示でした。
純粋に、目の保養として、そして教養として、楽しめます。
吸い込まれそうな輝きに満ち満ちた、宝飾品にうっとり。
デザインにもコンセプトがあり、良き時代のパリに思いを馳せることができます。
音声ガイドの谷原章介さんの声も、心地いい。
ひとつひとつにも魅了されたのですが、全体の展示の仕方に、驚きとストーリー性を感じました。
特に、サロンで選ぶ時のティアラのサンプルがずらーっと並んでいるお部屋は、壮観。
どのティアラも素敵でしたが、ひとつだけ選ぶとしたら、今回の展示会のシンボルにもなっている「麦の穂のティアラ」が欲しいかな(笑)
これを発注していた、ナポレオンの皇妃ジョゼフィーヌは、センスの良い人だったんでしょうなあ(遠い目)