大阪城訪問記

週末は大阪でした。

日曜日の昼間を観光にあてられることになり、さてどうしようかと。

 

迷ったあげく、行き先を大坂城に設定しました。

初めて来たとばかり思っていたのですが、小学校時代の同級生から

「修学旅行で来たはずだ」

とのコメントが。

そうだったかなぁ・・・。

ていうか、私は小さいころ大阪に住んでいたんじゃ・・・。

こどもだったし、街の記憶なんて全く無いのですが。

 

さて、JRの大阪城公園駅で降り、15分ほど(もっとか?)歩くと、だんだん近づいてくる大阪城。

遠くから見ても、近くから見ても、カッコいいお城です。

特に石垣が素敵。

 

しかし、今私たちが見ている大阪城天守閣は、豊臣秀吉が建てた物でも、江戸幕府が建て直した物でもないらしい。

運命に翻弄されながら、何度も消失し、再建を繰り返した城・・・。

 

5階まではエレベーターで行けるのですが、長蛇の列だったので、最上階(8階)まで階段を上りました。どんどん上ったら、

・・・汗だくになりました。

が、そのぶん最上階からの眺めは清々しい。

NHK大阪放送局も見える。金の鯱(しゃちほこ)が天守閣を守っている。

 

8階と1階にはオリジナルグッズを売るお土産物屋があり、観光地化していましたが、撮影禁止エリアの3階4階には、貴重な書簡や人物画などが展示されていました。

全体的にとにかく外国の方々が多くて、混雑していました。

 

この期間は、西の丸公園のほうで櫓(やぐら)の特別公開もされており、多聞櫓・千貫櫓・焔硝蔵の内部を見ることができました。

櫓は、第二次世界大戦でも焼失せずに古い時代の物が残っており、こちらのほうは人も少なく、しみじみとゆっくり内部を眺めることができました。

 

ランチはミライザ大阪城のイタリアンをいただきました。

ここがなかなか素敵な洋館で、見かけよりずっとリーズナブルで美味しかったです。

この建物は、もともとは陸軍第四師団司令部庁舎だったのが、大阪市立博物館になり、今はレストランや結婚式場になっているようです。

 

大阪城付近がかつて荒々しい動乱の舞台だったということに思いを馳せると、とても不思議な気がしました。