高山と白川郷の旅2018 高山編

9月1日~2日は、週末を利用して、大学時代の友人たちと旅行に行ってきました。

 

「のぞみ」で名古屋へ行き、

「ひだ」のホームで東京組と関西組が合流して、みんなで高山へ。

「ひだ」には二時間半くらい乗りましたが、窓が大きくて景色も良いし、座席もゆったりしているので、のんびりと過ごせました。

 

高山ではまず「高山陣屋」へ。

「陣屋」は、江戸時代の御役所(代官所)だということですが、修理をしながら綺麗に保存されていて、まるでタイムスリップしたようでした。

こういう形で残っている代官所は、全国でもここだけなんですって。

 

途中で雨が降ってきました。

屋根をたたく雨音を聞きながら、静かに庭を眺めるのも一興。

薄暗い室内と、外の景色とのコントラストが鮮やかです。

 

「陣屋」の中は、迷子になるぐらい広々としていました。

どれがどこの部屋だかわからなくなりましたが・・・(笑)、そんな中、ちょっと面白いなと思ったことを3点ほど・・・。

 

①あちこちに「青海波」(せいがいは)。玄関を入った壁一面も、炉の灰も「青海波」でした。海の波を模した吉祥文様ですが、こういうところで見ると、とてもモダンです。

 

②「真向き兎」の釘隠(くぎかくし)。柱に打ち付けた釘の頭を隠す装飾金具ですが、このお屋敷は正面を向いたウサギのデザインでした。昔のお家は凝ってますな。

 

③通路の天井の板。現在でも修復中みたいで、薄い木の板がたくさん天井に嵌め込まれて、古いものと新しいものがモザイク模様のようになっていました。なんかテキトーに嵌めてあるみたいに見えたんですが、これで留まっているから良いんでしょうね。

 

「陣屋」は御役所ですからお白洲もありました。お白洲には割とごろごろした石がひいてあり、拷問用の道具なんかも展示されていて怖かったので、これは撮りませんでした(汗)

 

「陣屋」を出た後は、高山の古い町並みを散策しながら、「高山祭屋台会館」に向かいました。高山祭のときに実際に使用される屋台のいくつかが、常設展示されている場所で、「櫻山八幡宮」の境内の中にあります。

 

屋台は、まずその大きさに驚かされました。

しかもどれもかなり個性的!

(残念ながら撮影できませんでした)

装飾も豪華絢爛で、これでもかというくらい盛ってあり、高山祭での晴れ舞台をぜひ観てみたいと思いました。

宵祭りとか良さそう!

・・・でも、お祭りの時期は混んでるんだろうな~。