偶然の美術展、ドレス・コード?

昨日は「ドレス・コード?-着る人たちのゲーム」に行ってきました。

 

午前中に来週のコンサートのための音合わせをした後、お昼でも食べようかと東京オペラシティに入ったところ、偶然にも友人夫妻とばったり。

待ち合わせたわけでもないのに、この日この場所この時間に遭遇するというのはすごい。どちらかが10秒でもずれていたら、気が付かなかっただろう。

友人夫妻はちょうどこの美術展を観に行くところだったらしい。

友人にも美術展にも引き寄せられたのだと思い、私も気になっていた展示だったので、便乗させてもらうことにした。

 

新型コロナが拡がってから、大きな美術展はだいたい予約制になっている。思いつきで立ち寄るのが難しくなった半面、時間ごとの人数制限があるから、かえってゆっくり観られたりする。

 

「ドレス・コード?」は一言で言うと、「変わった服がたくさん展示してある」美術展だった。

展示してある服もそうだけど、見に来ているお客さんたちもなかなか個性的な服装の人が多く、かなり作り込んだファッションの人もいた。

普段着で来てしまった自分が、地味で、まるで工夫が足りない人のようでありました(笑)

 

見る分にはどの服も面白く、インスピレーションを得ることが出来る。

服は楽しい。

見て回りながら、「今度舞台制作をするときには、こういうアイディアは使えるかも」と頭の隅で考えている自分がいて、今でも私はいろいろと諦めていないのだな、と思うのだった。