久々の徳島

先週末は、久々に徳島に帰り、法要を2件おこなってきました。

新型コロナ感染者数の極端に少ない徳島。東京から出向くのは気が引けて、ずっと控えておりましたので、約1年半ぶりの帰省となります。

 

このところ、精神的に煮詰まっていた私ですが、法要も含むこの旅が、とても良いリフレッシュになりました。

まず、行きは新神戸から三ノ宮に廻り、地下街へ。

ちょっとレトロな、活気のある商店街です。

 

思えば、新型コロナが流行り始めてからは、決まったスーパーやネットでの買い物ばかりでした。買い物が作業になってしまっていた。

買い物は、「お金と品物が交換できればそれで良い」という、単純なものでもないのです。(もちろんそれが必要最低限できないと困るのですが)

この日の買い物は何だか面白くて、「関西に帰ってきたなあ」と嬉しくなりました。

 

徳島に着くと、阿波踊りのシーズン以外は駅前すらもそんなに人が居ないのですが、やはりあまり混んでいませんでした。

「密」を気にしなくてよいので、むしろ快適なくらい。

ホテルもちゃんと感染対策が取られていて、ビニール手袋を装着してではありましたが、朝食バイキングも楽しむことができました。

何とか「日常」に近づこうと、皆頑張っている。

それにしてもホテルは大変です。新型コロナが収まっても、この感染対策は続くのだろうか・・・。

私たちは以前より「潔癖症」になってしまっていて、元通りにはならないような気がします。

 

帰省すると必ず立ち寄っていた「徳島そごう」が閉店していました(涙)

コロナとは関係なく、閉めることは以前から決まっていて、昨年8月に閉店したんですが・・・。

ビルの中を歩くと、何か工事の途中みたいで不思議な感じがします。

迷路みたいなところを通って、残っている店舗まで行くのですが、寂しくていたたまれなくなり、上階にある紀伊国屋書店で本をたくさん買い込んでしまいました。東京でも買えるのに。

ロフトや無印良品は営業していましたが、このビルの残りのフロアを埋めるのは、なかなか至難の業だと思いました。今後を見守りたいと思います。

 

桜が咲きかけている小雨の中、法要は無事に終わりました。

 

煮詰まってしまったら、引きこもって悩むのではなく、何でも良いから出掛けてみるのが良いかもしれません。

日常と少しでも違ったことをしてみる。

そういう意味では旅行はとても良いのですが、今はそれが難しいんですよね・・・。

「旅行」「舞台鑑賞」「飲み会」の3つをいきなり奪った新型コロナは、とても困った存在でしたが、奪われたことによって、自分にとって何が不要不急でなかったのか、再認識させてくれたような気がします。

それらを少しずつ取り戻しつつある今日このごろです。