市ヶ谷での門下会、無事終了。

2月18日、ルーテル市ヶ谷ホールでの本番が終わりました。

来てくださったお客様にメールや電話で感謝の気持ちを伝えたり、関係各所に事務連絡したり、荷物の整理をしたりしていたら、あっという間に数日経ってしまった。

日にちが経つのは早いな~。

でもこういうことが出来るのは、幸せなことだと思う。

コンサートが無事にできて、お客様にも来ていただけたということだから。

今回は久々に企画段階から関わってきたコンサートだったので、どうにかして成功させたかった。

 

ルーテル市ヶ谷は、よく響くけれど、響き過ぎもしない、ちょうど良い感じのホールだった。

教会だけど荘厳過ぎる感もなく、むしろ温かな雰囲気のあるホールである。

 

門下会なので、裏方は人手をかけずに、内部でおこなう。

私は全体の進行と場内アナウンスを引き受けていた。

バタバタしてリハーサルではちょっと集中力を欠いてしまったので、本番の時は雑念を切り離すように心がける。

 

第1部は歌曲で、千代崎先生のトスティの「セレナータ」でスタート。

プログラムの順番を決めたのは先生だけど、こういう曲でさらりと始まるのは気取らなくてオシャレで良いな、と舞台袖で思った。

私が歌ったのは、大好きなマスカーニの「月」。

これを歌う時、私の頭の中には、マグリットの絵のようなちょっと不思議な光景があって、美少女の顔の横には月が浮かんでいる。その月がどんどん色あせていき、照らしている地上も無彩色になっていくのだ。

ただただその光景を呆然と眺めている。

解釈が合っているのかどうかは分からないけれど、なんだかそう思うのである。

 

第1部が始まると、どんどん進んでいき、休憩までくるのはあっという間だった。

第2部はアリアと重唱で、私はオペラ『道化師』の「鳥の歌」を歌った。このアリアは何回か本番にかけているものの、昨秋から歌い始めたばかりの、実は新しいレパートリー。そのため、まだ試行錯誤のところがある。後半にいくほど歌いやすくなって終わったが、最初の部分はだいぶ改良の余地があるなと思った。

こういう経験が積めるのも門下会の良さだと思う。

 

第2部の最後は、オペラ『仮面舞踏会』のリッカルドとアメリアのニ重唱「あなたの傍らに」を、千代崎先生と私で歌った。ヴェルディの『仮面舞踏会』は先生の十八番で、海外でも何十回と歌われてきている。私も大好きなオペラで、歌い終わってしまうのが寂しくもあった。

 

全体を通して良い演奏会になったんじゃないかと思う。バラエティに富んだ内容で、舞台袖で聴いていても面白かった。

コンサートが決まってから本番まで、あまり長い期間ではなかったけれど、ワクワクしながら準備ができたのも久しぶりだった。

感染症対策のため、終演後にお会いできなかった人たちが多く、後日個別に連絡している。

蔓延防止期間中のため、午後9時以降の飲食店が閉まっており、打ち上げも出来ていない。

来場者名簿を整備して、ホールに提出しないといけない。

 

手間はかかるし、いろいろ制限はあるものの、それでもコンサートが出来たことに感謝である。

昨日は地元の氏神様にお礼参り。