夏の終わりの屋形船

先週末、高校の同好会のイベントで、屋形船に乗ってきました。

何十年かぶり(!)の屋形船は、風情はそのままで、座席はゆったり。

冷暖房・トイレ完備だし、椅子席なので、地上の飲食店で過ごすのと基本的に同じです。

浅草橋のすぐそばから出ていて、どんどん東京湾を目指す、目指す。

 

先輩が日本酒のレクチャーをしてくださり、美味しいお料理とお酒のコラボを楽しみました。特に、揚げたての天ぷらがめちゃめちゃ美味しい!

お刺身はあっさりした日本酒に合うし、天ぷらはちょっと濃厚な日本酒に合う。

今まであんまり考えないで飲んでいたのだった。

これからは少し気にしてみようと思う。

 

東京湾に着くと、しばし漂っているのだけれど、そういう船が何艘も何艘もあり、だんだん日も暮れてきて、見ているのも美しい。

東京の街が夜景となり、ぼんやりと眺めていると、なんだか遠い世界に来たようでした。

 

ここ2年くらい、大規模な同窓会はコロナのせいでオンラインとなってしまった。オンライン同窓会は甚大な工夫の成果で成り立っているわけで、それはそれで凄いことだとは思うのだけど、何かが違うような気がする。

全員としゃべらなくても良いから、同じ場所で味わう空気感が大事なのでは、と。

どこの同窓会も抱えている問題で、そのうち何か方向性が見つかりそうではあるのだけれど。

 

そんなことを考えながら、夏の終わりに、しばし大人の夏休み。